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VPSの再起動対策(MT4自動起動設定)

VPSに再起動がかかっても、MT4が再起動前同様に起動するようにする手順について説明します。おおまかには次の3つの設定を実施します

  1. Windows再起動後にMT4運用ユーザー(標準だとAdministrator)で自動でログオンされるように設定する
  2. ログオンしたときに自動でMT4が起動されるように設定する
  3. Windows Updateの設定変更をする

これを設定することにより、コノハ側で障害が発生したり、Windows Updateなどで再起動がかかったときにも、Windows再起動後にMT4などが元通りに起動するようになりますので、MT4およびEAの停止リスクを減らすことができます

自動でWindowsにログオンされるようにする設定

1以下のマイクロソフトのドキュメントサイトを開きます

2「自動ログオン」をダウンロードします

3ダウンロードフォルダを開き、「Autologon」を右クリックし、「全て展開」をクリックすると、どこに展開するかを聞かれますので、そのまま変更せずに「展開」ボタンをクリックします

4解凍されたフォルダが表示されますので、「Autologon」を「デスクトップ」にコピー&ペーストしてください

5「Autologon」を実行し、次の通りに設定します

 

  1. 「Username」にWindowsのユーザー名
    (変更していなければ、Administrator)
  2. 「Password」にWindowsログオンパスワード
  3. 「Enable」をクリック
Domainは元々入力されたもののまま変更しないで大丈夫です

6以下の表示されれば設定成功ですので、「OK」をクリックして閉じます。

ログオンしたときに自動でMT4が起動されるように設定する

1デスクトップにあるMT4のショートカットを右クリックし、「コピー」しておきます

2Windowsスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

3名前欄に「shell:startup」を入力し、「OK」をクリックします。「:」=コロンです。

4表示された「スタートアップフォルダ」で右クリックし、「貼り付け」ます(1でコピーしたMT4ショートカットを貼り付け)

Windows Updateの設定変更

この設定を行うことにより、週末のEA取引停止中にWindws Updateと再起動を自動で行うことができます(画像加工:はりぃさん

1Windwosボタン横の「虫眼鏡マーク」に「gpedit.msc」と入力し、検索結果でてきたら「gpedit.msc」をクリックします

2左ツリーから、【コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>Windows Update】と選び、【自動更新を構成する】を開きます

3次のとおりに設定変更を行ってください

4スタートメニューから【サーバマネージャー】を開き、下記のとおりに確認ができれば設定完了です

以上で設定は完了です。

あとは、ポジションを持っていないとき、かつ自動売買停止中にVPSを再起動して、自動でMT4が起動されるかどうかをテストして確認してみてください。

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